デイリーライフ

生活に役立つ様々な情報や体験談をお伝えしていきます。

もしもの話 体験談

山菜・キノコ採りでの熊対策!クマ出没注意の山に入る友人からのアドバイス

山菜取り・キノコ採りでの絶対的熊対策 ――お品書き―― クマに出会わない方法 もしもクマに出会ったら その他の危険について

山での熊対策を語る友人の話。

彼は趣味と実益をかねて、山菜採りやキノコ採りを趣味としています。

山菜取りと言っても、誰にでも行ける安全な狩場ではなく、がっつりと山の中に入ります。

がっつりとした山の中ですから、当然、危険と隣り合わせです。

中でも最大の危険は、熊との遭遇。

ということで、山菜採りが趣味の友人から聞いた、本格的な熊対策をご紹介しましょう。

春や秋の行楽シーズン、山菜採りに出かける人も多いはず?そんな状況化で使える話をお届けします。

スポンサーリンク

熊に出会わないことが唯一の自衛手段

友人がそもそも論として話したこと。

それはクマに遭遇しそうな場所に行っても、出あわないようにすればいいと言うこと。

なるほど、熊って実は臆病な生き物だと聞きますしね。昔からクマ除けの鈴を持って山に入ったり、携帯ラジオの大きなボリュームで聞きながら歩くとか…そんな方法が熊対策にはベストだと聞きます。

しかし友人は、もっと深い自衛手段を教えてくれました。

クマが近くいるか、いないかの判断方法

いくら臆病な熊を驚かせるために大きな音を立てて、ここに人間がいますよー!お互いのために近づかないでくださいねー!って知らせていても、もしかしたらそれに興味をもったり、怒ってしまう可能性もないとは言えません。

母グマが子どもを守るため!って向かってくるかもしれません。

だからそれに過信するのは危険だと友人は言います。そんな友人の自衛手段は、とにかく熊の痕跡を探すこと。

友人曰く、冬眠前、明けにかぎらず、クマが付近にいる場合、近くには痕跡があるといいます。

痕跡とは、木についた爪あとであったり、かじりあとであったり…。

中でも春先の判断方法として有効だとしたのは、フンです。

クマは冬眠中、フンをしません。体の機能として、フンが出ないように肛門にフタのようなものがされます。もちろん、人間にはありません。

この影響なのか、クマの気配を感じるところには、フンがよくあるそうです。

そんなものに気づかないのではないか?そう思う気持ちも分かります。ただそうは言ってもフンなので、熊の臭いを感じ取るより、もっと簡単に気づくことができます。独特の臭さがあるとか。この辺は動物園に行って確認するのが良いかもしれません。

友人は、どんな装備をしていたとしても、まだ1つも山菜を採っていなかったとしても、熊が近くにいると感じたら、速攻で山を下りるそうです。

クマに会わないように、こっちが気を遣うのが一番。

彼はそれが最高の自衛手段だと言っていました。そりゃそうですよね。クマに会ってからの対策より、会わない対策の方がいいに決まっています。

音による熊の意思任せの対策より、こちらから動いた方が安全です。

それでも遭遇してしまった時の対処方法

いくら熊の気配や痕跡に気を配っていても、遭遇してしまうことも考えておかなければなりません。

人間の生活圏外の場所や人間と動物が共存しなければならない場所では、もしものもしもを常に考えて行動すべきです。

と言うことで、山菜採りやキノコ採りの最中、もしもクマに遭遇してしまった場合の対処方法ご紹介します。

弱点は鼻先や眉間だけど…

熊にも弱点がある。それは眉間であったり、鼻先だ!

そんな話は聞いたことありませんか?

じゃあ、いざクマに遭遇した時、眉間や鼻先を攻撃!ってことはくれぐれも止めましょう。

絶対に勝てません。たまに熊を撃退した空手の達人なんて話を耳にしますが、偶然だと捉えるべきです。

ましてや普通の人なら、ほぼ100%勝てません。

下り坂を全力疾走は無理

熊は下り坂が苦手だから、よし!全速力で下るか!

これも難しいでしょう。熊って普通に足が速いです。時速30~40キロは出ることが知られています。

特に背中を向けて逃げるのは、アウトです。即やられます。

確かに下り坂を全速力で走り続けられたら、熊の足がもつれて…ってことがあるかもしれません。

しかしこのプランの前提には、山道を全速力で下れる脚力とバランス感覚がある必要があります…って、普通の人間には無理です。

山道って、平坦なようで凸凹していますし、木の根や草に落ち葉など、様々な障害物が散らばっています。

少しでも生きる確率を上げたいのなら、これも止めましょう。

寝たふりは危険(遊び道具だと思われるケースが…)

熊に出会ったら、死んだふりをしよう!

何十年も前の使い古されたコントじゃないんです。100%命を危険にさらします。

突然目の前の人間が倒れたら、熊は興味を示します。とりあえず、遊んでみようとします。

またあなたが何か食べ物を、しかも甘い食べ物を持っていた場合、間違いなく襲われます。その食べ物を食べようとします。

熊が出没する可能性のあるキャンプ場には、食べ物や甘い匂いのする物はテントの外に置く鉄則があるところも…。

生きて帰りたいのなら、熊の前で死んだふりは止めましょう。

クマ除けスプレーってやつもあります!

クマ除けスプレーとは、クマの顔を目掛けて吹きかけるスプレー。防犯スプレーみたいなもんです。

効果的ではある…ようですが、風向きとか事前の練習が必要ですね。スプレーなので。

またこれ1本でなかなかのお値段が。山菜採りに行くから用心のためにと買うのは、ちょっと踏ん切りがいります。

親しい人の身を案じてプレゼントなら、良いかなーと僕は思います。

技能を持たない我々ができることは食べ物を置き去りにすること!

友人のおじさんは、実際に熊と遭遇したことがあるらしく、その時に取った行動は、荷物を全部置き去りにすることだったそうです。

この行動はクマの意識を人間から、荷物に移すことができます。

興味を逸らし、荷物の中にある美味しそうな匂いの元を探らせる。人間が逃げるだけの十分な時間稼ぎができます。

ただ、いきなり荷物を置いたり、熊に向かって放り投げるのはいけません。

まずは熊に警戒させる必要があります。視線をそらさず、でも見つめすぎないで、徐々にあとずさりします。

ずっと視線を合わせ続けるのも危険だと言われます。敵対していると思われ、突然、襲いかかられては困ります。

だから視線を熊からそらさずに、目を合わせ続けない。常に警戒しつつ、敵意を向けないことが大事です。

さてある程度、クマから距離を取ったと感じたら、ゆっくりと荷物を降ろしましょう。

友人のおじさんも心臓バクバクの中、とにかくゆっくり慎重に行動したそうです。ここで急ぐのは危険です。

その後もゆっくりと熊との距離を置きます。熊が少しでも荷物に興味を示したら、徐々に動きを速くします。熊の視線などから明らかに人間よりも荷物となったことが分かったら、逃げます。

この時、そのまま後ずさりし、クマが見えなくなったら全速力で走るパターンと、脇にそれて、森の中に入りつつ逃げるパターンがあります。

森の中が分かりづらく、足を踏みしめた時、小枝を折りまくらないのであれば良いかもしれません。しかし逃げる際に音が大きく出るようなら、正攻法であとずさりのあと、全力疾走の方がよいでしょう。

この辺は状況判断力が必要となります。いかに山に触れているか。そこですね。だから友人は、熊の生息地域には近づかないようにしています。シーズンには毎日のように山に分け入って、山菜やキノコを採っている友人がそういうのです。僕はもっと警戒する必要があるなーと感じました。

スポンサーリンク

山菜取りやキノコ採りには熊以外にも危険がいっぱい!

さて今度は、現実的な話に戻して、山菜採りの危険についてお話します。

熊に出会うってのは、非現実的な話です。近年はクマが人里に降りてくるとは聞きますが、それでも普通は山の中で暮らしています。

また休日に山菜取りへ出かけよう!と思い立つ人が行く採取場所は、そんな山の中ではないですよね。だって人里から離れすぎるのは危ないって、本能で気づきますもの。

と言うことで、もっと身近な山菜やきのこの採取場所で出くわす危険についても知っておくべきでしょう。

例えば僕。子どもの頃には、よく山菜取りやキノコ採りに連れられていました。子どもも行けるような山ですから、大した危険もなく、たまに蛇が出るくらいなもんです。

とはいえこの蛇が、アオダイショウ程度なら噛まれても命に危険が…って可能性は低いですが、マムシであったなら危険です。

っで実際、マムシに遭遇したことがあります。あ、トカゲだ!って思い、捕まえようとした瞬間、足がないってことに気づき、血の気が引きました。

小学校3,4年生の頃でしょうか。その頃にはマムシの毒は危険だという知識があったので。

このように、小学生の子どもが行けるような山でも、危険はたくさんあります。

ヒルやハチがいる

山にはヒルやハチがいます。

山のヒルって大きいですよね。ウィンナーサイズは普通にあります。

山菜取りでは小さめのヒルによく出会いました。キノコ採りでは、大きいヒルによく出会いました。

ヒルに噛まれたら何が厄介って、簡単に取れないってことですね。無理やりはがすと、傷口がひどい…。

タバコの煙でいぶして離れるのを待つって言う地味なことをしなければなりませんし、離れたら離れたで、強いかゆみがあります。

つまりはー…噛まれないようにしっかりと装備する必要があるってことですね。

ハイソックスって言われる靴下。靴紐をしっかりと縛る。ハーフパンツは履かない。などヒルの侵入口をなくしましょう。

また、たまに木の上から降ってきます。出来るだけ、無駄に木を揺らさないように。

ハチはいたら逃げる!これにつきます。

落石や滑落だってある

もちろん落石って言っても、それほどダイナミックなものではありません。が、もし頭に当たったらってことを考えれば、注意しておく必要があります。

滑落については、これまた僕が小学生の時ですね。登山遠足に行ったんですが、その時、クラスメイトが滑落しそうになりました。

標高にして、2,300m程度の山です。その頂上で、お弁当を食べようって時でした。

たまたま山のフチ際に立っていたクラスメイトも悪いですが、そのフチの一部はただの草が群生して成り立っていた部分でした。

友人はちょうどそこに足を置いたんですね。するとあっという間でした。クラスメイトが目の前から消え、体の半分以上がまるで地面に埋まっているように見えました。

現場は大騒ぎです。僕も参加して急いでクラスメイトを引き上げました。

そんな経験があり、どんな山でも滑落はあると僕は思っています。山菜取りやキノコ採りの際は、斜面で行動することもありますよね?だったら、地滑りで滑落なんてことも考えられますから、お気を付けください。

捻挫なんてしょっちゅうだよ

山菜採りだから、キノコ採りだからいうことに限らず、山に登れば捻挫する可能性があります。骨折しちゃうって可能性だってあります。

こうしたケガを事前に予測することは難しいわけですが、起こるかもしれないと考え、用意をすることはできます。

しかしあれやこれやと道具を増やしても面倒なので、とりあえず手ぬぐいだけ首にぶら下げていきましょう。

実用的に汗取りになります。汚れても簡単に洗えます。そしてすぐに乾きます。

そしてタオルではなく手ぬぐいをオススメする理由には、裂きやすいってことがあげられます。

100円ショップで販売されているような手ぬぐいは、四辺縫製されていますが、きちんとした手ぬぐいは切りっぱなしになっています。

この切りっぱなしは昔からの伝統で、水切れが良くなり、乾きやすくなるというメリットがあります。

また裂きやすい点があげられます。ちょっと力を込めて引き裂くと、スーっと裂けます。

これを使い、包帯替わりにできたり、捻挫した際の固定に使用できます。骨折した場合は添え木とともに固定する布になります。

タオルではこうはいきません。あれを手で裂ける人ってなかなかいません。分厚いので巻き付けると、かなり邪魔です。

だから捻挫や骨折対策として、手ぬぐいがオススメなんです。

スポンサーリンク

今回のまとめ!『山のクマさんには出会わないこと』

友人から聞いた山菜採りやキノコ採りに出かけた際の熊対策をお届けしました。

余談ですがこの友人。自然薯掘りが好きで、それを採取する過程でよく熊のフンを見つけるとか。

自然薯は眠っている場所を見つけるのに、いろいろと確認する必要がありますからね。

それはともかく、山に分け入った際は、とにかく熊に注意しましょう。また素人一人では絶対に行かないように!

さらに子を守る母は強い。それはクマだって変わりません。母ぐまに遭遇したら、ご紹介した出会った際の対処方法が全く通じない可能性があります。

だからこそ、出会わないことが一番です。

オススメ記事

-もしもの話, 体験談