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大人のおたふく風邪は危険?症状と予防法をご紹介!

オトナのおたふく風邪

この人、おたふく風邪なの?

先日のこと、スーパーの納豆売り場の前で、そんな質問をしている子供を見かけました。

たしかにね、おかめさんはおたふく風邪みたいだもんな。って納得していると、そうかもねーってお母さんらしい女性が適当な言葉を返していました。

わずか10秒ほどの会話のせいで、おかめさんは年中おたふく風邪をひいている不憫な人として、あの子の記憶に残るのでしょうね。

大人なのにおたふく風邪・・・それは危険だって話を聞きます。

でも子供の時に通過儀礼的に済ませてしまっている私は、大人になってからのおたふく風邪の危険性を知りませんし、知ろうと思ったことはありません。

そこで、大人になってからおたふく風邪になった時の症状や予防方法、そして危険性を調べてみました。

大人がおたふく風邪にかかった時の症状は?

お薬

おたふく風邪の症状は、顎関節のあたりに広くある耳下腺と呼ばれる唾液腺が腫れ、頬が腫れたように膨らんだり、しこりが出たりします。

また38度を超える発熱があり、おたふく風邪とあるように、風邪の様に咳や鼻水、倦怠感や腹痛に嘔吐、食欲減退などの症状があります。

ただでさえ食欲が落ちる傾向にありますが、頬の腫れにより食事がし難くなったり、耳下腺は最大の唾液腺なので、必然的に唾液の分泌量が落ちるため、ドライマウスになることも・・・。

普段であれば、美味しく食べられる食べ物も美味しく感じないなんてことも起こるようです。

子供のうちであれば、プリンやゼリーだけしか食べられなくても、むしろ喜ばしいでしょうが、さすがに大人の場合はキツイなーと思います。

おたふく風邪の完治までには、1週間程度はみましょう。この期間で大体の場合、腫れが引いて、熱が下がっているはずです。

それ以上長引く場合は、2,3日の様子見期間を設ける、もしくは早めにかかりつけの専門医に意見を求めて下さい。

ちなみにおたふく風邪は、1度でもかかったのであれば2度目はありません

これって常識だと思っていたのですが、情報収集の際、2度目の感染があるようないい加減な記事を読んだので、きちんとしておかなければなりません。

2度目の感染だと思ってしまう場合は、耳下腺炎にかかっていると考えて下さい。

もしくは、1度目が耳下腺炎だった可能性も捨てきれないです。

いずれにしても、おたふく風邪、耳下腺炎ともに頬が腫れ、目に見えて病状の悪化が見えるものなので、お早めに専門医に診察を受けるようにして下さいね!

大人のおたふく風邪 主な症状と期間
  • 多くの感冒と同様に頭痛、鼻水、咳などが起こる
  • 38度近い発熱
  • 食欲減退や嘔吐
  • ドライマウス
  • 頬の腫れ(片方だけの場合もあり)など

以上の症状は、お子さまの症状にも該当するものであり、おたふく風邪にかかった場合には、ご参考にして下さい。

大人がおたふく風邪にかからない様にする予防方法は?

予防接種

おたふく風邪は、あくまでも俗称であり、正式な病名を流行性耳下腺炎と呼びます。

発症の原因として、ムンプスウィルスが体内に侵入することで、感染が起こり、発病する形です。

おたふく風邪を決定的に予防するには、ワクチン接種しかなく、あらかじめ流行る前にワクチンを接種しておくこと。

これにより、おたふく風邪に対する抗体を90%前後得ることが出来るとされます(国立感染症研究所発表)。

なおワクチンの接種には、副作用が出る可能性が示されており、その症状としては、軽度の耳下腺膨張や微熱が出る可能性があります。

どちらも2週間程度で収まるものですが、おたふく風邪のワクチンを打ったのに、おたふく風邪にかかったかも?と不安にならないで下さいね。

もちろん、あまりにも不安なときは、すぐにお医者さんの診断を受けるように!

ちなみにおたふく風邪のワクチンは、重度の副作用を引き起こす可能性があります。これは無菌性髄膜炎と呼ばれるもので、1000~2000人に1人レベルの低い可能性です。

大人がおたふく風邪にかかった時の危険性とは?重症化は怖い・・・

危険

大人がおたふく風邪にかかってしまった場合、何故危険性が叫ばれるのか?

その答えは、重症化のしやすさが挙げられます。

おたふく風邪の重症化?それはどんなことでしょうか?

おたふく風邪の一般的な症状に加え、もっとも軽いとみられるもので、難聴になったり、めまいや耳鳴りが起こります。

また場合によっては、生命の危険性も出てくる、髄膜炎や髄膜脳炎も引き起こします。

さらに風邪のような症状が見られる心筋炎や多臓器不全などの原因にもなる膵炎。
喉に痛みが出る甲状腺炎。むくみや血尿をもたらす腎炎。黄疸や倦怠感などをもたらす肝炎。
赤血球が速い速度で破壊されていく溶血性貧血を発症する危険性があります。

こうした幅広い重症化傾向に加え、卵巣炎や睾丸炎と言った、子孫を残すことに影響を与えてしまうような症状もあります。

女性の方が卵巣炎になった場合でも不妊症との因果は少ないとみられております。しかし男性の場合、多くのケースでは片方のみの炎症で終わるはずの睾丸炎で、両方とも腫れてしまうと、不妊の原因になると考えられてます。

もちろん、大人だからおたふく風邪による重篤化が懸念されるわけでなく、子供であっても、その可能性は十分考えられるため、注意が必要です。

大人のおたふく風邪が重症化した場合の症状
  • 難聴やめまい、耳なり
  • 膵炎
  • 甲状腺炎
  • 腎炎
  • 肝炎
  • 溶血性貧血
  • 卵巣炎
  • 睾丸炎など

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